名探偵コナン「純黒の悪夢」を見てきたので、感想です。
ネタバレ注意。
あらすじ
黒ずくめの組織のメンバー「キュラソー」によって、警察庁から極秘データが盗まれてしまう。
安室達、公安のメンバーは、キュラソーを追い詰めるが、あと一歩で取り逃がしてしまう。
しかし、キュラソーも逃走中にケガを負い、そのショックで記憶を失う。
追跡
↓
キュラソー:記憶喪失に
そんなとき、キュラソーは偶然にも、コナン、灰原、元太、歩美、光彦の少年探偵団と出会う。
キュラソーが盗みだしたデータとは、世界各国の警察の潜入捜査官(ノック)のデータであった。
データの一部はすでに組織の手にわたっており、次々と潜入捜査官は組織の手で殺害されていく。
安室(バーボン)、水無(キール)もジンにスパイ容疑をかけられ、拘束される。
一方、キュラソーは記憶を失ったまま、少年探偵団との時間を過ごす。
以下、ネタバレ注意。
反転。
コナンの機転により、安室、水無の疑いはとりあえずははれたものの、
ジン達、黒の組織はキュラソーの奪還または奪還出来ない場合は関係者、ならびに現場周辺の人間、全ての殺害を計画する。
安室は、公安として、組織の計画を防ごうとするものの、過去の因縁から、FBIの赤井に対しては敵対行動をとる。
公安に身柄を拘束されていたキュラソーだったが、あることがきっかけで記憶を取り戻す。
しかし、少年探偵団とふれあいで人間らしさを取り戻したキュラソーは組織との決別を决意。
キュラソーの組織からの裏切りを知ったジンは、現場周辺の人間をすべて皆殺しにしようとし、歩美、元太、光彦、灰原は巻き込まれてしまう。
キュラソーは最後は自分の身を犠牲にして少年探偵団を守るのであった。
見どころ
ジン
いつもは、どこか詰めの甘いジンの兄貴ですが、今回はかなり凄みのある悪役を演じています。
今作の裏の主役と言っても過言では無い活躍ぶり。
ベルモッド
今作では、コナン一行とはまったく絡まず、組織側として動きます。
安室
今作では公安としての活躍や、アクションシーンが多いです。
赤井
原作では裏方の赤井秀一ですが、今作ではFBIであるはずの赤井が何故か、警察庁から極秘データが盗まれたことをしっており、キュラソーを追跡します。
安室とのバトルシーンは、中の人の関係で、シャアとアムロを彷彿させます。(笑)
少年探偵団
今作では過去最高クラスといっても過言ではない活躍をします。
今作はかなりハードボイルド、アクション色が強いですが、犯人当て、推理色はない作品です。
大人だったら、大体の流れは読めてしまいますが、ジンの兄貴がいつになく、凄みのある悪役をやっているのがおもしろいです。
その他
ラム
声だけでます。
蘭ねーちゃん
今作は舞台が全壊してからの、「らーん!!」「新一ー!!!」のやりとりはありません。
今回はラブコメ色は皆無です。
園子ねーちゃん
ストーリーには大きくカラミませんが、鈴木財閥万能か!!とつっこみどころはあります。
毛利のおっちゃん
全く活躍場面なし。(´・ω・`)出番もほとんどありません。
灰原
少年探偵団とともに、活躍します。
オカルト能力、黒の組織レーダーも出ます。
まとめ
黒の組織オールスターという感じなので、黒の組織カラミのストーリーがスキなひとにはぜひおすすめ。
私は黒の組織の話がスキなのでよかったです。
全体的にハードな内容なので、チビッコよりやや大人向けかも。