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「僕たちは15年前に壊れていた」SMAPメンバーが洩らした解散問題の核心

今年大晦日をもって解散することを発表したSMAPだが、今年1月の分裂・独立騒動よりもずっと以前から「キムタク不信」の問題が存在したことを、複数のメンバーがジャニーズ事務所側に示唆していたことがわかった。

分裂・独立騒動が収束し、今後の活動などについて今年5月頃からメンバーたちは同社顧問の小杉理宇造氏と個別に面談したが、香取慎吾(39)と草なぎ剛(42)は、小杉氏に対して突き放すようにこう言ったという。

「昨日今日に始まったことではないんです。僕たちは15年前にもう壊れていたんです。でも、そこから10年やり続けた。それを理解してください」

当時、SMAPに起きた大きな事件といえば、木村拓哉(43)の電撃結婚だ。木村の結婚に誰よりも反対していたのが、SMAPの育ての親、飯島三智元マネジャーだった。

詳しい経緯については8月17日(水)発売の週刊文春が報じる。

<週刊文春2016年8月25日号『スクープ速報』より>

木村拓哉、SMAP解散に「だったら4人をクビにして!」

12月31日をもって、SMAPが解散することが発表された。その舞台裏を6ページにわたって総力取材した8月17日発売の「週刊新潮」では、木村拓哉(43)が漏らした“本音”を明らかにしている。

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今年の初めに発覚した独立騒動は、フジテレビの『SMAP×SMAP』でメンバーたちが生謝罪を行ったことで、一度は収束したかに見えた。が、以来、“裏切り者”の木村は4人から無視され続けたという。
「キムタクは、自分から歩み寄っているのに全く相手にされず、かなり頭にきていた。(スマスマ)担当プロデューサーに、こんなんじゃやってられないという抗議のメールを送っていますからね」(フジテレビ幹部)
詳しくは「週刊新潮」本誌に譲るが、騒動以後、グループの“活動休止”も検討された。それが解散に至った理由には、香取慎吾(39)らからの強い解散要求がある。

「それに対し、木村はジュリー副社長に『だったら4人はクビにしてください!』と懇願したそうです」(関係者)

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17日発売の「週刊新潮」ではこのほか、木村だけが呼ばれたフジ社長の誕生日会や、他のメンバーの今後、そして元マネージャーの飯島女史と“芸能界のドン”との密会などについて詳報する。

SMAP休止が解散へ…中居でも止められず/連載1

<SMAP解散の真相(1)>

 SMAPの解散は、リーダー中居正広(43)でも止めることはできなかった。年末で解散すると発表してから一夜明けた14日、解散に至るまでのメンバーの揺れ動きの詳細がさらに分かった。中居は、グループ存続を希望していたが、木村拓哉(43)以外の稲垣吾郎(42)草なぎ剛(42)香取慎吾(39)の意向を受け入れる形で解散を決意した。日刊スポーツでは、国民的グループが下した決断の裏側を探る緊急連載「SMAP解散の真相」を今日からスタートさせる。

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 メンバー間の溝が埋まらない中、ジャニーズ事務所が来年以降のグループ活動休止という結論を出したのは先月下旬だった。今月に入って木村、稲垣、草なぎ、香取の4人は、休業案をいったんは受け入れた。事務所はテレビ局上層部やスポンサーなどに「年内の活動をもって、しばらく休業します」と、内々に報告も済ませた。しかし、スケジュールの都合で、中居には最終的な意思確認ができていなかった。

 まとめ役である中居の気持ちを知ることは、グループとしての最終的な意思確認でもあるため、今月10日に他メンバーも集まることになった。しかしその場に木村の姿はなかった。今月に入って休暇を取り、家族を伴ってメリー喜多川副社長(89)らとハワイに長期滞在していた。木村は既にその時点で休業案を受け入れており、駆けつける必要がないと判断したとみられる。

 事務所関係者を交えた4人による話し合いをする中で事態は急転した。周囲は1~2年間の休業を想定していたが、香取が休業ではなく解散を強く主張。草なぎも解散を主張した。2人の気持ちを知った稲垣も同調した。放送関係者によると、事務所関係者に「休業か解散か」の2択を迫られた中居は、3人の意思を尊重した上で「解散でいいと思う」と返答したという。

 今年1月の解散騒動時、中居は単独で事務所残留を決めた木村に不信感を抱きながらも、グループ存続を希望していた。5人がそろう唯一のレギュラー番組、フジテレビ系「SMAP×SMAP」の関係者に「1、2年休んで、またやればいいんじゃない」と存続を前提にしたプランも明かしていた。グループ活動は同番組のほか、特番出演や全国ツアーをほぼ2年に1回のペースで行う程度。それぞれのソロ活動に及ぼす影響も少なく、グループ存続は十分に可能で現状維持を望んでいたとみられる。

 5月には被災した熊本県を訪れて炊き出しを行ったが、1月の解散騒動以来、グループの活動に対する積極性を失った香取を誘った。中居がプライベートの時間にメンバーを誘うことはめったにない。これまでグループの方向性を決めてきたのは中居と木村。稲垣、草なぎ、香取はいつも2人の意思に従ってきた。中居と木村の間に生まれた溝が埋まらない中、2人に挟まれ、深く心が傷ついてしまった香取を気遣った上での行動だった。

 存続を望みながらも、最終的に「解散でいいと思う」と口にした。めったに主張してこなかった年下3人の意志の強さを感じ、グループ存続をあきらめた瞬間だった。巧みな話術と機転でグループをまとめてきた中居でも、解散を止めることはできなかった。

※なぎは弓ヘンに前の旧字体その下に刀

中居、裏切り木村と「口きくんじゃねーぞ」/連載2

<SMAP解散の真相(2)>

 SMAPは1月18日、メンバー5人がそろう唯一のレギュラー番組、フジテレビ系「SMAP×SMAP」の緊急生放送で解散騒動を謝罪した。事態は収束するかに思えたが、月数回行われたその後の同番組の収録の現場には、険悪な雰囲気が漂っていた。

 SMAPのプロデュースを手掛けてきた女性マネジメント室長I氏の独立に伴い、グループを存続させるために、ジャニーズ事務所退社まで決意した中居正広(43)稲垣吾郎(42)草なぎ剛(42)香取慎吾(39)の4人と、グループの分裂覚悟で事務所残留を決めた木村拓哉(43)。4人は最終的に事務所に残ってグループを存続させる道を選んだが、木村に対する複雑な思いは根強く残った。

 騒動を生放送で謝罪した直後、本来は温厚で、まとめ役の中居が声を荒らげた。稲垣、草なぎ、香取の3人に向かって「(木村と)口をきくんじゃねーぞ!」と言い放った。謝罪のタイミングや方法に不満を感じ、感情的になってしまった。自分なりにグループをまとめようとしても、思うようにいかない焦りもあったのか、ある収録日では、木村を裏切り者と表現するような発言をしてしまい、スタッフが編集で慌ててカットしたこともあった。

 木村は緊急生放送で「これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思います」と話したように、ファンに謝罪できたことで騒動はいったん収束するとみていた。そこに他の4人との温度差が生まれた。努めて明るく振る舞う木村と、納得がいかない様子の4人。溝は深まる一方だった。

 SMAPのメンバーであるからこそ、仕事にも恵まれたと感謝している香取や草なぎは、とりわけグループ愛が強かった。2人は、中居と木村の確執を軸に目に見える形でバラバラになっていく状況は耐えられなかった。収録は月数回程度にもかかわらず、香取は周囲に「(メンバー)みんなと顔を合わせたくない」と漏らすほどだった。

 トークコーナーの収録で木村が何か話題を持ち出しても他メンバーが黙り込むなど内容が成立しないことも増えた。SMAPは、中居を中心にした軽妙な掛け合いが魅力の1つだけに「トークもつながらない。こんな状態では番組が続けられない」と漏らすスタッフもいた。

 微妙な空気はゲストにも伝わった。「バラエティーなのに、緊張感があり過ぎる。本当は出たいけど、今は出たくない」とスタッフに伝えるタレントもいた。悪化した空気を知られることを避けるためなのか、公開収録の人気コーナー「ビストロSMAP」もファンが観覧することができなくなった。

 国民的グループは、関係修復が難しい状況を好転させることができず、「解散」という道しか選択できない状況に、静かに追い込まれていった。

※なぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀

スマスマ 「総集編」と「ビストロSMAP」だけで年末まで続行

今年末での解散を発表したSMAPの冠番組「SMAP×SMAP」の今後の展開が明らかになった。

 15日の放送では、番組冒頭に、「昨日、SMAPの活動についての発表がなされましたが、『SMAP×SMAP』の今後の対応につきましては 近日中に視聴者の皆様に報告させていただきたいと思います。本日は予定通りの放送内容をお送り致します」との表示がされた。

 気になるのは今後の展開だが、とりあえずは年末まで番組自体は継続されることが決定されているという。紅白出場が絶望的なSMAPにとっては、ファンに5人の姿を見せるのは、この番組が最後となりそうだ。

 しかし、新しい企画の予定はまったくない。そもそも、企画モノをやるつもりもないという。「総集編」と「ビストロSMAP」だけで年末まで持たせる予定とのこと。もはや、新しい試みをできるような状況ではないというのが、その理由だ。

 ちなみに、なぜ「ビストロSMAP」だけが継続なのか。このコーナーは、基本的にリーダーの中居正広がゲストとトークを繰り広げれば、企画自体は成立する。メンバー同士のクロストークもさほど必要ない。そこで、すべてを総集編にするよりは、せめて「ビストロSMAP」だけでも続ければ、なんとか番組の体裁を保つことができる。さすがに番組として成立させるためには、「ビストロSMAP」が最低限、必要なようだ。

 ただ、そんな「ビストロSMAP」に登場するゲストの方の気持ちを考えると、不幸としかいいようがない。

香取はピンチ、中居は安泰 キムタクは… 気になるSMAP5人の今後の仕事

14日未明に12月31日での解散が発表され、国内のみならず海外にも衝撃が走っているSMAP。すでに解散が発表されたことから、焦点は卒業後のメンバーの処遇へと移っている。

 特に注目は解散への戦犯とされてしまっている香取慎吾とその盟友の草なぎ剛だ。所属事務所と御用マスコミのストーリーだと、特にこの2人がファンの思いを無視して強硬に解散を主張したとされてしまっている。この状況からみて、彼らがSMAPにいた時よりも仕事が充実するとは考えずらい。事務所からプッシュがないだけならまだしも、その空気を読んだテレビ局が起用することはないだろう。そうとなれば、来年9月を目処にした事務所からの独立も考えられる。これは稲垣吾郎にも同じことがいえそうだ。

 一方、中居正広はどうか。実は中居はすでに、所属事務所がどうのこうの言うことができないほど巨大なタレントに格付けされている。逆にいえば、すでに所属事務所は、彼の仕事について手を出すことができないほど力を失っているとも言えるだろう。ある意味で今回の解散騒動のゴタゴタは、事務所の神通力の弱まりを露呈してしまった格好になっている。中居は、他のタレントに差し替えられることはなく、まずは彼の今ある仕事はキープできると考えられる。しかし、現在以上の仕事と考えると、やはり厳しくなるはずだ。番組の改変時期に徐々に仕事を奪われる可能性は否定できない。そこで中居の事務所から離脱も考えられる。中居が芸能界各所へ仁義を通して、事務所を香取、草なぎ、稲垣と移籍すれば、彼らの状況の改善もあるかもしれない。それ考えた上で元リーダーの男気として、彼らを救うために移籍することは十分に考えられる。

 そして常に4人と行動を別にしていたキムタクこと木村拓哉はどうか。事務所がどうこうの前に、今回の騒動で彼はイメージを大きく落としてしまった。これまで主戦場としてきたドラマでの起用も先行きは明るくない。そもそも、ドラマでの高視聴率を記録できるという“キムタク神話”はとっくの昔に崩壊している。キムタクにはNHK大河ドラマでの主役が長年の夢であるとのことだが、その夢も現状ではとても達成できない状況のようだ。

 それぞれ、立場によって今後の展開は分かれるようだが、ファンとしては解散しても5人が活躍し続けてくれることが希であるはずだ。

SMAP、個人のCMは契約を継続へ 明治「影響ありません」

 14日未明の解散発表を受け、SMAPは現在グループのCMはないが、メンバー5人を個人で起用する企業各社は15日、サンケイスポーツの取材に解散後も契約を継続する考えを示した。香取が出演する「北海道十勝スマートチーズ」の明治は「SMAPさんではなく、香取さんとの契約なので影響はありません」とし、木村を起用中の日本和装は「8月下旬に新CMが予定されています。今後も木村さんを応援していこうという方針です」などと話した。

幻の25周年ライブ…演出担当の香取、ツアー開催提案されるも拒否

1月に分裂、解散危機騒動が表面化した国民的グループ、SMAPが12月31日をもって解散することが14日未明、ジャニーズ事務所から発表された。なぜ、SMAPは解散しなくてはならなかったのか。一番大きな要因として考えられるのは、木村と香取の確執だ。

 昨秋からグループは、元チーフマネジャー、Iさんの独立計画に同調した中居、稲垣、草なぎ、香取と、ジャニーズ事務所に残留することを決断した木村の4対1に分かれ、1月13日に解散危機にあることが表面化した。

 その後、ファンによる代表曲「世界に一つだけの花」の購買運動などを受けて、同18日にフジテレビ系「SMAP×SMAP」(月曜後10・0)でメンバーは生謝罪し、グループ存続宣言。事態は収束へと向かった。

 しかし、Iさんは騒動の責任をとって事務所を退社。これに一番ショックを受けていたのが香取だったという。香取にとって、中学生のころから母親のように面倒を見てくれたIさんを木村が裏切ったように映ったのかもしれない。香取は、木村との会話を一切しない状況が続いたという。

 2人が関係修復をできぬまま、事務所サイドがツアー開催をメンバーに打診。関係者は「メンバーの気持ちに揺れはあった」と明かすが、2008年以降、SMAPのライブ演出を担当する香取が開催を頑なに拒否。ジャニー社長の説得にも応じず、25周年ツアーは幻となった

 メンバー間に一度できた溝は大きく、スマスマの収録前には、香取が本番直前に控えるスタジオ横の前室で過ごし、他のメンバーはそれぞれの楽屋で過ごすことが多かったという。収録本番以外でメンバーが会話を交わすことはほぼなく、雰囲気の悪さゆえ、騒動前に行われていた観客を入れての収録も、騒動後は一度もなかった。

 6月には、8カ月ぶりに届いたファンクラブ会報で木村だけが解散を否定するコメントを寄せていたが、他の4人は具体的に言及しなかった。

 ただ、中居はリーダーとして、グループ活動を積極的にはできなくともSMAP存続を願った。メンバーの関係修復を図り、「ジャニーズを辞めたい」と周囲に漏らすこともあった香取を翻意させたという。

 事務所は活動休止の方向で話を進めようとしたが、香取らが「期待させるのはファンに失礼だ」と、解散を主張。稲垣と草なぎも同調し、活動休止ではなく“解散やむなし”に舵は切られた。メンバー間にできた溝は、あまりに大きすぎた。

キムタクに「土下座しろ」…中居、芸能界の大物から助言受けていた

分裂、解散危機騒動の渦中にあるSMAPの中居正広(43)が芸能界の大物に相談したところ、「グループに戻りたいなら、木村拓哉に土下座するぐらい謝れ」とアドバイスを受けていたことが15日、分かった。独立の意志を固めていた4人は、木村拓哉(43)が昨年12月にジャニーズ事務所残留を決めて以降、ほとんど木村と会話しなかった。それが理由で感情的なしこりが残り、中居が木村に電話をしても、出てもらえない状況が続いているという。ただ、情に厚いキムタクだけに最終的には事務所との橋渡しをする可能性が残っている。

 独立組のリーダー、中居と唯一、残留する木村の冷戦状態が深刻化していた。

 関係者によると、報道が駆けめぐった13日、危機感を募らせた中居は、助けを求めて芸能界の大物関係者の元へ急いだ。

 今後の自分の身の振り方について相談すると、「(SMAPに)戻るしかないのだから、戻りたいなら木村に土下座して謝るぐらいのことをしろ」と助言されたという。

 中居を含め稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)の4人は、SMAPの育ての親で、2月末にジャニーズ事務所を退社する女性チーフマネジャー、Iさん(58)の独立計画に同調。昨年11月末までに退社する意志を固めた。一方、木村は12月半ばに残留を決断していた。

 しかし、その大物関係者との相談の場で中居は「ジャニーズに、はっきり辞めるとは言っていない」と説明。報道とは違う言葉を聞いた同関係者は中居を叱り、木村への謝罪をアドバイスしたという。

また、別の芸能界の大物人物も、SMAP騒動の収束について「4人が頭を丸めて(事務所と木村に)謝れば、解散を回避する可能性は残っている」と話している。

 中居への助言を受け、Iさんとメンバー4人が東京都内で緊急会合。木村に謝罪するかどうかの苦渋の選択を迫られ、中居は木村に連絡を取ろうと試みたが、15日現在、電話に出てもらえない状況が続いている。

 そこには事務所から離れる決断をした4人と、残留した木村との対決構図ができて以降、4人が木村とほとんど会話をしていなかった背景があり、木村にとっては「何を今になって戻るなんて…」という複雑な思いがあるようだ。

 ただ、SMAPは1988年の結成以来、苦楽をともにしてきた仲間。情に厚いキムタクだけに、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長(89)と直接会うことができない4人との橋渡しとなり、SMAP存続を訴える可能性もある。

 中居はバラエティー番組を中心に司会業で、木村は映画やドラマを中心に俳優業でSMAPを引っ張ってきたツートップ。公の場でもほとんどツーショットを見せたことはないが、昨年大みそかには東京都内の「SMAP SHOP」に2人で登場し、ファンが騒然となった。

 中居は木村に謝罪を受け入れてもらえるのか…。SMAPの未来は2人の“絆”にかかっている。

松本人志、女性誌報道改めて否定「中居くんが木村くんに謝らなきゃいけないと思ってない」

お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(52)が24日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜前10・0)に出演し、解散騒動に揺れたSMAPについて言及した。

 松本は、18日のフジテレビ系「SMAP×SMAP」での生謝罪について、「雨降って地固まるという言葉で言うと、あの会見の数分間は土砂降りを見せられている感じですよ。しょうがないんだろうな。よく傘もささずに立ってたな」と率直な感想を述べると、「何年後かね、ステップアップになるのであれば、しょうがないとしか言いようがない」と渋い表情を見せた。

 週刊誌「女性セブン」が報じた、松本が中居正広(43)に「解散したくないなら木村(拓哉)に頭を下げろ」と助言したなどと報道された件については、「あまりにも嘘なんで、ツイートした。あるわけないし、そもそも中居くんが木村くんに謝らなきゃいけないと思ってない」と報道を完全否定。すでに、女性セブンを発行する小学館は事実無根として謝罪している。

 それでも、松本は「これが本当なら俺は何様なんだ? 6人目のSMAPかと」とスタジオ沸かした。

中居のラジオでの選曲にファン涙「無言のメッセージが伝わってきた」

SMAPの中居正広(43)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広のSome girl’SMAP」(土曜後11・0)の23日放送で、「世界に一つだけの花」「夜空ノムコウ」「STAY」を流した。インターネット上では中居の選曲に「ありがとう これが答えなんだよね」「あなたに一生ついていきます」「やっぱり信じていけるわ」「もう泣くしかない」など反応が相次いだ。

 この日の内容はSMAPの5人が生出演し、独立騒動を謝罪した18日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」の翌19日に収録。中居はハンチング帽にサングラス姿で東京・ニッポン放送に入ると、約1時間後、同局から出た。同局前にはファン約100人が集結し、激励の言葉や歓声を送ったが、中居は表情を変えることはなかった。

 番組冒頭、中居は17~18日にかけて雪が降ったことなどを話題にすると、ファンが購買運動を展開した代表曲「世界に一つだけの花」を流した。「夜空ノムコウ」が流れた後、年末年始について話したが騒動には触れず。そして「STAY」が紹介されると、同曲の歌詞「僕らずっと共に歩こう 永遠なんて言わないからさ」にファンが反応した。

ネット上には「何も言わなくてもファンなら分かってくれるって、わかって曲かけてるよね」「無言のメッセージが伝わってきて落ち着いた。大丈夫。どんな事があっても揺るがない」「心がザワザワしてたのが、中居君の言葉ですーっと霧が晴れたよう」「温かく包まれてる気がした優しい30分間でした」「最高のメッセージだった」「繋がれた気がした…もう涙が止まらなかった」などメッセージがあふれ、番組名の短縮「サムガ」がトレンド入りした。

 「世界に一つだけの花」については、木村拓哉がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「木村拓哉のWHAT’S UP SMAP」(金曜後11・0)の22日放送でも流れており、木村は「われわれSMAPの」と前置きしてから曲紹介をしていた。

話題の女性マネジャー号泣していた「身も心もボロボロ」 SMAP解散騒動

日本中を巻き込んだ人気アイドルグループ、SMAPの解散騒動。“空中分解”は何とか回避されたが、所属するジャニーズ事務所も大きな改革を迫られている。SMAPとともに独立を画策した女性マネジャーは計画が頓挫して近く事務所を離れる。女性マネジャーから“独立”することになったSMAPの新章はどのように描かれていくのか。

 新たなスタートを切ったSMAP。育ての親ともいわれ、“クーデター”を計画した女性マネジャーは、予定していた退社時期を早め、今月中にも事務所を去る。

 木村拓哉(43)が事務所残留を決め、5人そろって独立するという目算が外れた女性マネジャー。窮地に立たされた中居正広(43)、稲垣吾郎(42)、草なぎ剛(41)、香取慎吾(38)を守るために、辞めるほか道はなかった。

 すでに中居ら4人が残留の道を模索していた今月6日、フジテレビ「SMAP×SMAP」の収録現場で、女性マネジャーがメンバーと対面し、号泣する場面があった。

 22日付スポーツニッポンによると、このとき女性マネジャーは「私はもう身も心もボロボロ」と口走ったという。

 これまで、ジャニーズ事務所には多くの子会社が存在していたため“派閥”の温床になっているとの指摘があった。女性マネジャーが取締役を務めていた「ジェイ・ドリーム」もそのひとつで、業務内容はSMAPの映像管理・制作。事実上、解散騒動の拠点となっていたようだ

「ジェイ・ドリーム」の社長は、事務所のジャニー喜多川社長だが、実質的には女性マネジャーが仕切ってきた。このため、SMAPの活動については、女性マネジャーに権限が集中し、それが社内で“派閥”と化す結果を生んだのだ。

 女性マネジャーが「ジェイ・ドリーム」の取締役を退任したことで、ジャニーズ事務所は現在、“正常化”を目指して組織の再編を急いでいる。

 映像管理については、「嵐」などをアーティストを扱う「ジェイ・ストーム」に一本化したり、「ジェイ・ドリーム」がSMAP以外のタレントを扱ったりする可能性があるという。

 「18日の緊急生放送での謝罪などで“社会的制裁”を受けたとして、ペナルティーは科されない方針ですが、これまでのようなSMAPの特別待遇はなくなっていくとみられています」と芸能関係者。

 新たな船出となった21日のスマスマの収録。5人は草なぎの好きな歌であるサザンオールスターズのヒット曲「涙のキッス」を歌った。リハーサルでは天然キャラの草なぎがギターのチューニングに失敗してメンバーの笑いを誘うなど和やかな雰囲気で収録は進んだという。

 SMAPがマネジメント契約期限の9月に契約更新するかどうかなど、今後の動きはまだまだ不透明だ。

香取「仲悪い」、中居「顔見知りみたいな感じ?」 SMAPの最近は…

人気グループのSMAPが分裂危機にあることが13日、判明した。香取慎吾(38)は9日放送のTBS「ジョブチューン★プロ野球&大相撲!大ぶっちゃけ祭り★侍ジャパン&横綱白鵬集結」(後6・55)に出演した際、SMAPの楽屋の様子について「まず仲悪いんで…話さない」と話していた。

 同番組で中日・平田良介外野手から「ロッカールームの中が暗くて…。SMAPさんみたいに仲良くするためにはどうすればいいのかなと思って」と、チームメートと仲良くする秘訣を問われた香取は、「まず仲悪いんで…」と真顔。共演者から否定されながらも「いや、いや、いや、仲悪いですよ」と言うと、例として「楽屋なんて、それこそ一言もしゃべらないですよ」と明かした。

 「楽屋で僕らがワイワイやっていると思いますか」と共演者に問いかけた香取は、「中居くんが木村くんに『おい!木村~』みたいな。ないでしょ」と話した。一方で「最近ちょっとあるのは、草なぎがギターを始めた。それをその空気の中、弾くんですよ。そしたら、ちょっと間違えたり、ぎこちなかったりすると、みんな笑いそうになりながら『うるせぇよ』みたいな」と、最近の楽屋でのメンバーの様子を話していた。

 このギターの話については草なぎ剛自身も12日放送のテレビ朝日「中居正広のミになる図書館」で話しており、司会を務める中居正広から「『SMAP×SMAP』の現場でも弾いている。うるさいっすよね」と突っ込まれていた。

 同番組で草なぎは冒頭、中居との間に「壁があるから」と冗談っぽくコメント。自分やメンバーが出演している番組を確認しているかには、SMAPの番組を全部見ているとした草なぎに対し、中居は見ていないことを明かした。草なぎは「(他メンバーの)仕事の情報とかはテレビ誌とかで知ります。中居くんのこと知らない」と言うと、中居も「草なぎさんのことわからないもんなあ…顔見知りみたいな感じ?」と表現。共演者からは「同じグループのメンバーでこんなにギクシャクします!?」と驚かれていた。

出川哲朗、中居からの直メールでSMAP解散知ってた!アッコ「君すごいね」

お笑い芸人、出川哲朗(52)が14日、TBS系「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。1月に分裂、解散危機騒動が表面化した国民的グループ、SMAPが12月31日をもって解散することが14日未明、ジャニーズ事務所から発表された件について、同グループのリーダー、中居正広(43)から報道前にメールで連絡を受けていたことを明かした。

 番組冒頭で1月からの騒動を振り返った出演者たち。話題は「SMAP解散」をいつ知ったかというものに。メディアの報道で知ったという者がほとんどの中、出川は「僕は昨日、中居くんに連絡もらったんで」と報道前に中居から直接報告を受けていたことを告白。これに出演陣は騒然となり、MCの歌手、和田アキ子(66)も「君すごいね」と驚きをあらわに。

 和田は「(中居の)電話番号知ってるけど、かけられないもん。どう言っていいかわからないから」と出川に詰め寄った。和田から問いただされた出川は、「残念だけど解散することになっちゃったんで、詳しくは今度話すから」というメールを受け取り「じゃあ今度また」と返信したと中居とのやり取りを説明。メールでのやり取りの通り、詳しいことはまだ知らないと話した。

 出川は「(中居は)義理堅い人なんで、マスコミで急に知るよりはって。仲いい人たちにはたぶんメールしてたんだと。それも中居くんらしいんですけど」と中居が連絡をくれた理由を推測した。